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スライドプロジェクターのスクリーン選び - まずは大きさ!

写真の投影スクリーンとなると、まずは当たり前ではあるが正方形のものを選ぶこと。写真は横長だけでなく縦長の映像もあるので、正方形でなければダメだ。横長のスクリーンだと相当オツリが来て見映えがよろしくない。

次に大事なのはスクリーンの大きさである。出来うる限り大きなスクリーンを買おう。私は現在1.8m辺のスクリーンを使っている。これは実は狭い我が家には明らかに大きすぎて、これを広げると部屋のドアが開かなくなってしまう。だから映写中はなんと部屋の出入り禁止である。さらに中央に鎮座するテーブルが大きな投影光を遮る為、それも移動させなければならない。しかしこうした不便を我慢してでも大画面を手に入れる価値はあったのだ。

というのは1.5m辺のスクリーンと実際に比較しての話である。1.5mだとドアも普通に開くことから、当初使っていたのだが、1.8m辺のそれと比べると迫力不足は明らかだった。たかが30cmの差がここまでキクのかと驚いたものである。

ただちょっと注意して欲しいのは、「大画面」というのはどうやら部屋の大きさとの比率で決まるらしいことだ。あなたの部屋が非常に広い場合、1.8m辺でも迫力不足に感じる可能性がある。実際に広いショールームに行って体験したことだが、ああいう広い部屋で鑑賞すると2m辺でもたかが知れている。

もう一つ面白いことを発見した。1.5mから30cm足して迫力が出たのだから、逆に30cm引いて1.2mにするとどうかというと、実はたいして変わらないのだ。それどころか、明るさが強まってむしろ画質がいいとさえ感じる。つまり私の部屋では1.8m付近が迫力を感じるデッドラインで、1.5m以下ならそれ以上小さくてもたいして変わらないということだ。これも部屋の大きさによって決まることであり、余程小さい部屋であれば1.5m辺がデッドラインになることもあり得る。

言い換えれば、中途半端な大きさにするならもっと小さくても構わないということになる。だからアカデミカのブック型スクリーンにもちゃんと意味があるのだ。あれを2倍3倍に引き延ばしたところでたいして結果は変わらない。ならばよりお手軽なサイズにした方がいいし、また、あそこまで小さいと強烈に明るくなり、部屋を真っ暗にせずとも鑑賞できるという実用上のメリットも出て来るのだ。スクリーンはめいっぱい大きいかめいっぱい小さいのに限る、というのが私の結論だ。

ちなみにここでもアカデミカのスクリーンは良くできていて、通常のホワイトマットよりも少しゲインが低くて生地の目が細かい。ゲインが低い(暗い)のは画面が小さいぶん強力に明るいので問題無く、生地の目が細かいのは近距離で鑑賞したときの解像感対策であろう。何かアカデミカばかり褒めているようだが、実際良くできているのだ。

一方、大きなスクリーンは現実的には天井高によって頭打ちを迎えるだろう。スライド用のスクリーンは正方形でなければならないので、最大天地幅がそのまま最大横幅になる。私の部屋の天井はマンションの鉄骨によって一部張り出しているので、取り付け部を含めると1.8mが限界だ。どうやってもこれ以上は大きくならない。そんな風にして部屋の高さめいっぱい使う感じで選べば失敗は無いし、万一失敗したとしてももうそれ以上はどうしようもないのだから、あきらめもつくというものだ。

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