« April 2006 | Main | August 2006 »

アイドリング車両

私は現在家で仕事をしているので、周囲でエンジンをかけたまま駐停車しているのは大変気になる。特にこの時期はエアコンファンの音がうるさい。断続的にウォーンウォーンとうなりを上げるそれは、路上を通過する車の騒音とは違ったうっとおしさがある。

本日の招かれざるお客は、タクシーとベンツである。これはかなり珍しい。これまでこの手のアイドリング車は、たいがい小型の営業車ばかりであった。だが最近は客層(?)が変化してきている気がしなくもない。会社の営業車は減りつつあり、その代わり今回のような珍客が増えつつある。

最もあきれたのは、区役所絡みのアイドリング車両が二件も立て続けにあったことだ。しかもその二台とも、クルマのドアにでかでかと「○○区なんちゃら事業」と書いてある。あの連中は食いっぱぐれの恐れがない為か、車両の運用についていささか緊張感に欠けているようだ。

ちなみに私自身もトラックの仕事をしていたことがあるが、その時代はまだ黒煙履きまくりのディーゼルエンジンだった為、間違っても住宅街でアイドリングなどできる代物ではなかった。暑い時はクーラーを入れながら休みたくもなったけども、荷物の積み降ろしが体力的にハードな為、下手にエアコンをかけると逆に体調を崩してしまう。だからエンジンは止めて窓を全開にして弁当など食べたものだが、それで別に辛くはなかった。

まあ、それは私個人の事情である。偉そうに俺に習えなどと言うつもりは無い。ただ、現在はアイドリングストップ条例という法律があり、公的な大義名分がある。だから私は私の昔話などせず、違法駐停車車両があれば問答無用で通報させて頂く。110番すればこちらには何のリスクも無いし、警官も10分程度でかけつけてくれる。もし会社のクルマであれば、その会社の広報にも連絡している。組織の看板を背負っている以上、その咎は組織の咎である。

常習等の悪質なケースに備え、常にビデオカメラもスタンバイしているが、幸いまだその出番は無い。実は通報する前に自分で直接言いに行くことも多いのだが、これまではすべてのドライバーがすんなり応じている。つまり当人も、悪いことをしているという意識が多少なりともあるのだろう。なら最初からやるなと言いたくなるのだが。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

シチズン、セイコーに一言言いたい!

セイコーからはBT Watchの実験機が発表され、シチズンからはHPFを搭載した腕時計が実際に発売されてしまった。これは本当に革命的な出来事だ。

素人目から見ても、現在の携帯業界は袋小路に入っているように思える。キャリアはデータ通信料をもっと取りたい。ハードメーカーは通話以外の付加価値を付けて高く売りたい。そういった双方の思惑の一致から、付加価値をテンコ盛りにした携帯をリリースせざるを得ない状況が続いている。その結果、例えばカメラ無し携帯が欲しいという素朴なニーズ一つにさえ満足に答えられないでいる。オモチャには事欠かないけども、シンプルな使い勝手を重視したハードが出にくい状況なのだ。そしてそのオモチャ達も、彼らの期待するようには利益を生んでいない。

これら腕時計メーカーは、そういう事情からフリーである。BT Watchはその規格自体で腕時計に十分な付加価値を与える。つまり商売としてきちんと回っていく可能性が高いわけで、今後新たな機種が次々にリリースされてくる可能性は極めて高い。加えて腕時計メーカーは、ヘビーデューティーなモノづくりに長けている。ちょっと雨がパラついた程度で大慌てするようなモバイル機器とはツクリの次元が違う。これは外での仕事が多い人やアウトドアユーザーにとって非常に魅力的だ。

ただ一点だけ残念なことがある。現段階で両社とも通話機能の搭載は考えていない点だ。もし腕時計が通話機能を持てるなら、携帯本体をポケットやカバンに入れておく必要が無くなる。シチズンの開発部によれば、腕時計での通話は2、3分で腕が疲れるとのことだが、ならヘッドセットの利用を考えればいい。Discovery 640などのヘッドセットと組み合わせれば、完全ウェアラブル仕様のできあがりだ。そして中途半端なオモチャ機能てんこ盛りの携帯など、別に持つ必要も無くなる。素晴らしい!

元来携帯電話とはウェアラブルであるべきだ。それをポケットに入れるにせよカバンに入れるにせよ、みんな持ち歩きと取り出しのバランスを取るのに苦慮している。それが腕時計になるなら問題は一挙に解決だ。SuicaやEdy機能を使うにしても、いちいち携帯を取り出すよりも腕時計をかざす方がスマートだろう。このように携帯のウェアラブル化というのは何にも増して重要なことなのだ。それはワンセグやミュージック機能のような中途半端なオマケよりも何倍もありがたい。

また、腕時計は物理的なサイズの制約が大きいところも、むしろ好ましく作用することだろう。もし腕時計が通話機能を内蔵しても、大きさの制限が厳しいので、今の携帯のようにオマケてんこ盛り状態にはならない。むしろ本当に必要な機能だけに絞って入れて来るはずだ。

腕時計に通話機能を盛り込むのは、技術的にはさほど困難ではないとのことなので、今すぐにでもやって欲しい。既存ハードメーカーやキャリアは無闇にそれを恐れることなく、むしろインセンティブモデルから脱却する機会としてポジティブに捉えてみてはどうだろうか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« April 2006 | Main | August 2006 »