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んなことないでしょう

「警察官は犯人を取り押さえるためにいるので、それが逃げるとは何事か。よく状況を精査して注意するように」などと指示した。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20050222i406.htm

とのことなのだが、これはちょっとおかしくないか。

私もテレビを見ていたが、あの状況で警官が静止に入るということは、暴走車に体当たりするような行為に等しかった。もしそれをせよと言うなら、警官は自身の安全の為に発砲するか、もしくは警棒で相手に致命傷を与えなければならなかっただろう。つまり相手か警官のどちらかが大けがをする可能性が高く、下手をしたら死んでしまっていても不思議ではないのである。

そういった状況を見極める為、いったん警官が引く(逃げた)のは仕方の無いことだったと思う。それに逃げたと言ってもほんの数秒の時間だった。「男」はすぐパトカーを奪いに逆方向に走ったからだ。もしこのとき「男」が執拗に追いかけていたら、警官も反撃に出るまでそうたいした時間はかからなかっただろう。

ましてやこの「男」、パトカーを盗もうとするまでは何の「犯人」でもあり得なかったのだ。単なる「不審者」でしかなかったのである。その不審者がパトカーを盗もうとした時、明らかな犯罪となった。その時は別の警官がちゃんと体を張ってパトカーの前に出て制止しているのである。下手したら急発進されて轢かれる可能性があったにもかかわらず、である。

つまり私が言いたいのはこういうことだ。あの場で警官に一歩でも引くなというのは、不審者が不審な行動をとれば即座に攻撃しても良いという許可を与えることに等しい。万が一それが誤解であったとしても、もしそれで「不審者」が死んでしまったとしても、それは公務が適正に執行された仕方の無いことになってしまう。そういう悲劇を防ぐ為にも、こういうことには状況を正確に判断する為の「間合い」が必要なのだ。その間合いを保つ為に、ほんの数秒引くことの何がいけないのだろうか。ガキのケンカではないのだから、「やられる前にやっちまえ」ではあまりにも稚拙と言わざるを得ない。

結果的に警官はこの男を、双方ほぼ無傷で捕まえることに成功しているのである。もしあの時警官が逃げずに応戦していたら? - 今頃殉職者が出ているか、もしくは不審者が二度と真相を喋れない体になっていても不思議ではない。

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GPSPilot Tracker (10) 5.6の新機能

いつのまに5.6にバージョンアップしていた。主な新機能は以下の二つ。

・テキスト形式でルートのImport/Exportが可能に
・Topographerを使わずともテキスト形式でPOIの読み込みが可能に

これにあわせて以前の記事も修正済み。

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